初夏の北東北の旅(2019年)

0.プロローグ

 小坂レールパークは日本で唯一ブルートレインを動態保存しているテツ系テーマパークだ。
動態保存には多大なお金がかかるので、宿泊してちょっとでも保存に貢献したい。
ということで、今年も小坂レールパークへ行くことにした。問題は小坂が遠いこと。
新幹線を使っても半日以上かかる。去年は青森を回り、奥羽線で大館まで出て、そこからレンタカーで小坂入りをした。
今年はどうしようか。せっかく十和田湖の近くまで行くのだから、その付近も観光してみようではないか、ということで、盛岡でレンタカーを借りて東北自動車道で小坂入りすることとした。

 レンタカーはこれ!。
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カローラフィールダー5速マニュアル。
トヨタレンタリース岩手にあったよ。
マニュアル車。だから盛岡でレンタカーを借りたんだけど・・・(クルマのレポはこちら


1.初日

ルートはいろいろ考えていた。移動にどれほど時間がかかるのか読めなかったからだ。
最初の計画では、二戸付近から十和田湖へ上り、ドライブしながら黒石温泉付近へ抜けるルートを考えていた。
しかし、このルート、さすがに時間がかかって小坂レールパークに到着する時刻が遅くなりそう。
ホントの最終判断は、旅が始まってから。東北自動車道と八戸自動車道とが分岐する手前の畑PAで行った。
15:00には小坂レールパークに到着したい。
黒石温泉のB級グルメ「つゆやきそば」を昼食、秘湯「古遠部温泉」で入浴を考えると、
ぐるぐる十和田湖をドライブしていては間に合わない。
十和田湖は翌日にとっておき、このまま東北自動車道で黒石へ直行する方がいい、という結論に達した。

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カローラフィールダーの高速走行を試しながら黒石ICで東北自動車道を降りる。

ここから黒石温泉を目指すために国道102号を走っていく。
目星を付けていたドライブイン西十和田が見えてくる。
ここで、今日の昼食「つゆやきそば」にチャレンジだ。
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→ ドライブイン西十和田でのレポートはこちら
ちと物足りなさを感じた「つゆやきそば」であったが、いいんです、腹八分目で。

そして、黒石温泉を過ぎると、国道102号は十和田湖へ向けて山の中へ入っていく。
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そして見えてくるのは浅瀬石川ダム。
ウム、国道102号はダムの付け替え道路だったのか。道理で道幅も広く走りやすい道だと思った。

浅瀬石川ダムでできたダム湖は「虹の湖」という名前が付けられており、道の駅「レインボー」が併設されている。
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ちょっと水の量が少ないね。
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ここからはダムは見えない。

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きれいにな芝生の公園もあるし、バーベキューコーナーもあるし、関東だったら大賑わいになりそうな道の駅だ。

しかし、ここは青森の山の中。梅雨ということもあり、ほとんど人がいない。。。。
なんてもったいない。。。

駐車場も広いし、今はやりの車中泊をしてもほぼほぼ他人に迷惑がかかりそうにない。
ここでも「つゆやきそば」を食せる。
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食後のコーヒーを頂いた後は、天候も悪いので、いきなり秘湯の古遠部温泉に行く。

虹の湖の上端部で国道102号と別れ、国道454号に入る。

国道454号のレポはこちら 
 
 
国道454号を走り終え、黒石市長嶺付近で国道7号にスイッチ。
さすがにメイン街道、交通量は多い。
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東北自動車道の碇ヶ関ICを過ぎたあたりで国道7号を別れ、国道282号へ。
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こちらも国道でありながら、交通量が少ない。
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そして、ここ!
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ここが古遠部温泉への入り口だ。一応、温泉の看板は出ている。
上に見えるのは高速道路の鉄橋だ。
地図上では高速道路と国道が並行して秘境感はないが、実際は集落は無く、相当な僻地である。
では古遠部温泉へまいろうか。
古遠部温泉のレポートはこちら
 
古遠部温泉に入浴し、大満足で国道282号へ帰ってきた。
ここからはさらに国道282号を走り、今日の宿、小坂レールパークへ向かう。
国道282号のレポはこちら。 
 
本日のお宿「小坂レールパーク あけぼのA寝台」
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宿泊は、2回目。前回はB寝台だった。
2回目ともなると、勝手がわかるので、時間をうまく使うことができる。
15:00到着したのは、宿泊手続きを終わらせ、園内をちょこっと観光し、あけぼの体験乗車(16:00から10分間程度)するため。
体験乗車は個室ではなく解放B寝台に乗車だから、場所取りも重要になる。だから15:00到着。
 
あけぼのA寝台、その他のレポはこちら。
 
で、体験乗車の後は、風呂と夕食。
小坂レールパーク内のシャワー室でもよいのだが、せっかくレンタカーもある(この夕食と風呂も考慮してのレンタカー)ので、ちょっと出かけよう。

前回と異なる所を、ということで、
風呂は小坂から車で20分くらいにある大湯温泉、「御宿馬ぶち
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食事は「ドライブインしもの」にしてみた。
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詳細はリンク先参照。 
 


 
2.2日目

朝、大館名物の駅弁「鶏めし」を頂く(これも前回と同じ)。
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そして、朝の体験乗車。これも、前回と同様に、乗車しないで外から眺めることとした。
前回は園内からの撮影。今回は園外の駐車場からの撮影。
 
折り返し地点、もうちょっと向こうまで行くといいんだけで、あれが限界なのかなぁ。
 
本日の予定、最初は十和田湖と八甲田山(ロープウエイ)の雄大な景色をドライブしながら堪能するハズだったのだが、天候悪すぎ!
しょうがないので、予定を変更。こんな感じにしてみた。
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十和田湖経由で七戸へ行き、レールバスの見学。
そして、ネットで見つけた「みちのく深沢温泉」へ行く!
 
まずは、秋田県道2号で十和田湖へ向かう。
秋田県道2号のレポはこちら
途中、十和田湖展望台があるのだが、、、、む~、五里霧中とはこのことかぁ?
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まぁ、せっかく十和田湖に来たのだから、十和田湖神社で御朱印をもらいましょうかね。
十和田湖の周囲にはいくつか集落があるのだが、最も大きいのが、港、ホテル、十和田湖畔の有名モニュメント「乙女の像」がある休屋地区(中山半島)。
十和田湖神社は、この「乙女の像」の近くにある。
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「乙女の像」には人はたくさんいるが、十和田湖神社はほぼ人がいない。静かである。
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十和田湖でちょっと観光した後は、十和田湖のもう一つの半島(御倉半島)を旧道でめぐる。
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この半島の先端にも展望台があるのだが、、、、ガスのため展望無。

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そのまま、十和田湖畔周遊道路(国道103号)を走り、十和田湖第二の港がある子の口集落を通過。子の口集落は、一大観光地の奥入瀬渓流への入り口であるが、今回は奥入瀬渓流へは行かない。以前に奥入瀬渓流を通過したこともあるし、単なる川沿いの林間コースに過ぎないからね。
この奥入瀬渓流には大型バスや観光の車が入り込み路駐して走りにくくなるのか、バイパスが造られている。
今回、目指すは、そのバイパス路。情報によれば、かなり豪快に走れるらしい。

このバイパスのレポはこちら


バイパスを下り切ると現国道102号に合流する。
奥入瀬渓流の雰囲気がある川沿い林間コースだ。奥入瀬渓流へ行かなくても十分雰囲気は味わえる。
そして、奥入瀬渓谷を脱出すると、観光客が大量にいそうなホテル街があり、下界に降りてくる。
ここからは、完全にリエゾン区間。信号がないから割とハイペースで走れるけど。

途中に道の駅「奥入瀬ろまんパーク」がある。ここでお昼としようか。
道の駅なので、お手軽料金の昼食セットがあるかと思っていたが、、、

おや~、、この道の駅、何か違うぞ。

お手軽なレストランが無い。

しょうがないので、こんなステーキハウスでハンバーグ定食を食べた。旨かったけどね。
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さて、昼食後は本日のメインイベント、南部縦貫鉄道のレールバスの見学だ。

今回のドライブで一番混雑(?)している国道4号を走り、南部縦貫鉄道の旧七戸駅へ。

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南部縦貫鉄道保存会のレポはこちら


続いてのチェックポイントは深沢温泉だ。

七戸からは国道394と県道40を走り繋ぐ。
晴れていれば絶景が見えるかもしれないのだが、あいにく小雨交じりの霧のなか。

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全く展望は無い。
なので、同じような景色の中をひたすら走り続ける。

そして深沢温泉への入り口を発見。わかりづらい。

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深沢温泉のレポはこちら


温泉入浴終了!

八甲田山のロープウェイにも乗りたかったが、この天気じゃだめだな。

さっさと今日の宿「谷地温泉」を目指すぞ!


深沢温泉から谷地温泉へは八甲田山が鎮座しているので直線では行けない。
右回りか左回りで八甲田山をぐるりと迂回しなければならない。
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右回りだと県道を戻ることになるから左回りに行ってみよう。時間もあるし。

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相変わらず霧の中、同じような景色を見ながら走る。せっかくの八甲田周遊道路(国道103)なのに。
狐か狸に化かされて同じところをぐるぐる回ってるんじゃないか、って気にもなる。

晴れていれば乗っていた八甲田ロープウェイ
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ここが有名な酸ヶ湯温泉

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そして本日のお宿「谷地温泉」に到着!
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谷地温泉のレポはこちら


3.最終日

今日は、盛岡へ帰る日。

十和田湖を北西側の半周を走っていないのでそこを通っていこうか。
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時間を見ながら高速を使うか下で行くか考えよう。

ルートはこんな感じ

初めは、八幡平を横断する計画だったけど、天候が悪いので中止した。

谷地温泉を出てから再び風景が変わらない林間国道103を走り、昨日走った奥入瀬バイパス(国道102)を走り、十和田湖周遊道路へ出る。

十和田湖周辺は濃い霧の中~~何も見えない~~

せっかく展望台もあるのに。。。。
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ちなみに十和田湖周遊道路の北西側には店は全くない。

宿でコーヒーが飲めなかったので、どこかでコヒーブレークをしたかったのに、ここまで店が全くない。

昨日今日で十和田湖を一周したことになるが、十和田湖周遊道路から十和田湖はほとんど見えないことがわかった。
つまり、十和田湖を見ながらドライブはできないという事だ。
十和田湖を見るときには所々に設置してある展望台に寄る必要がある。

霧の十和田湖に別れを告げる。
次来るときは晴れていってほしい。

初日に行った大湯温泉の近くには「大湯ストーンサークル館」という縄文ロマンに浸れる観光スポットがある。
天気の悪い時には観光スポットに寄るのが一番!
そこに行ってみよう。

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「大湯ストーンサークル館」のレポはこちら

思ったより大満足だった大湯ストーンサークル館を出発。

このまま高速に乗ってしまうと盛岡に早く着きすぎてしまう。

下道(国道282)を走って時間調整しよう。

とすると、お昼はどこで食べようかな。

やっぱり国道沿いのドライブインかな。

ぐるなびってみると、、、何か所かあるね。その中から「田山ドライブイン」を選んでみた。

よーし、田山ドライブインに向けて出発!

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基本的に空いている国道282だが、鹿角花輪市内は信号が多く流れが悪い。

花輪市内を抜けると道幅が広くなり車も流れ始める。

何も考えずに走っていると、そのまま国道341に入ってしまうので、スイッチする場所に注意。

国道341と別れ、国道282は山間部に入っていく。国道282はJR花輪線と東北自動車道に並行して走る。


突然キター!

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明治ロマン、赤レンガ倉庫!

案内も駐車場もない、国道脇にデンと建っている。

一旦は通り過ぎてしまったが、Uターンをして戻ってみた。

その正体は倉庫ではなく、なんと現役の発電所だった。

正式名称は「三菱マテリアル東北電力所碇発電所」

碇発電所のレポはこちら。


国道ながら交通量の少ない国道282を走り、昼食場所「田山ドライブイン」に到着。

「田山ドライブイン」のレポはこちら


お腹を満足させて盛岡へ向かった。



4.エピローグ

今回の旅ではドライブインにかなりお世話になった。

関東地区のドライブインは、ファミリーレストランに押されて軒並み廃業になってるけど、東北はドライブインがまだまだ現役で頑張ってるね。

今回は新幹線を使って時間を稼いだので2泊で済んだが、東北は地理的に遠くて自走ツーリングとなると、移動時間が10時間くらいかかるので、どうしても3泊くらいは欲しくなる。3連休をうまく使ってツーリングを企画しないとね。


20190629-0701

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