スイフトスポーツ6MT(ZC33S)を借りてみた

IMG_1399.JPG
名古屋でレンタカーを借りた。
マニュアル車は無いかな~と思っていたら、
バジェットレンタカーが「スポーツカー体感」というキャンペーンをやっていた。
その中にスイフトスポーツがあった。
アルトワークスに乗った時からスイフトスポーツは気になっていた車だったので、即エントリー。

3日間がっつり走ってきたのでインプレを書いておこう。
ちなみに、この車、走行距離約30000kmの個体。元気いっぱいの状態だ。

(0)一言でいえば
 普段使いできるスポーツカー。
 3ナンバーになったとはいえ、最小限の幅にとどまっているので、狭い道でもOK
 サスも心地よい硬さ。アルトワークスみたいにガチガチではないので、突き上げ感は最小限である。
 ただ、ターボのセッティングに疑問が残る。


(1)アクセルワーク
 リニアな反応で、まったく気負うことなく操作できる。
 特にゼロスタートでクラッチをミートするときも気を使うことなし。(←当たり前かもしれないが、インジェクションのはしりのころであるデミオ(DY3W)はタイムラグや急激な回転数の上昇でアクセルワークに気を使いまくるのだ)。
 トヨタのiMTのようにクラッチがミートするときに回転数を上げるようなことはしていないが、全く気にすることなく発進できる。クラッチの接続が絶妙なのも気を使わない理由かもしれない。

(2)エンジン性能
 多くの自動車評論家のインプレッションを信じていると、アレ?って思ってしまう。
 だいたい「トルクモリモリ!」とか「トルクフルな走り!」とか表現しているが、そうでもないぞ!
 まぁ、そういう特性を出力することはできるのだが、普段の走りではそうでもない。
 もうちょっと詳しく説明しよう。
 クルマを借りて走り始めてみると、たしかにスイスイ走るし、流れを十分リードできる。
 しかしだ、どうもトルクが出ているように思えない。簡易的なブースト計を液晶表示できるのだが、それをみても全くブーストがかかっていない。軽量ボディに1.4Lエンジンを載せてます以上のパフォーマンスが無いのだ。カタログ上では、2500-3500rpmでMAXトルクが出るのだが、回転数を上げてもそんなトルクを感じられないし、ブースト計にも加給されていることは表示されない。
 初めは、ターボが故障してるのかと思ったよ。
 でも、しばらく走っているうちに、たま~にブースト計が反応し、トルクがモリっとすることがあることに気づいた。あ、故障じゃなくって、そういう設定なのか!
 ブーストがかかる状況は、通常選択するギアより1つか2つくらい上のギアに入れておき、アクセルを思いっきり踏み込んだ時である。つまり、ギア変速しない相当ズボラな走りをするとブーストがかかる。逆に低速ギアに落として回転数を上げてもブーストはかからない。
 なので、普段使い、つまり、ギアを適切に選んで適正な回転数でハーフスロットで走っていると、ターボの恩恵は全くなく、NAエンジンで走っているのと変わらない。
どうもウエストゲートバルブのセッティング(高回転だと排気がタービンをスルーする)が原因らしい。
Image2.jpg
 う~ん、そのセッティングってどうなのよ?

 ちょっと、自分の運転スタイルには合わないなぁ。
 まぁ、エンジンをブンブン回せば前モデルの1.6LのNAエンジンのようにも走れるし、高いギアに入れっぱなしで大排気量車のようにズボラに走ることもできる、ともいえるが。。。。

(3)変速フィーリング
 ギアに入れるときカタンっと抵抗感がある。
 同じスズキでもアルトワークスの場合、抵抗感がなく、スコスコだったのだが、こちらの場合はギアに入りましたよ感がある。
 どちらがいいかは好みかな。
IMG_1405.JPG

(4)高速道路
 高速の進入で高回転まで引っ張ってもドラマはない。でも、軽量ボディーを生かした加速はする。
 100km/hでだいたい2700rpmくらい。120km/h でだいたい3000rpmくらい。
 120km/h巡航など余裕である。
 ただ、安定性はあるか、と言われると、あんまり無いんじゃない?って答える。
 あと、エンジン音はうまく抑えられているが、ロードノイズがかなり大きい。逆である方が理想。

(5)街中
 軽量ボディーを生かしてキビキビ走れる。
 足回りもアルトワークスほど固くないので、乗り心地はOK
 前述したが、普通に走っていると、ターボの恩恵を得られないので、普通のコンパクトカーに乗ってる感じ。
 また、サイドブレーキも付いてるのも〇。
 立体駐車場でも安心。もちろん気負うことなく発進できる。
 ただし、リアピラーが太く、左斜め後ろが全く見えない。
IMG_1427.JPG
レーンチェンジ程度ならミラー確認でよいが、斜めに進入しなければならない時など、後ろから車が来ているのかいないのか全く見えない。これは改善してもらいたい部分だ。


(6)ワインディング
 ボディー、サス、タイヤが高次元でマッチングしていい仕事をする。本領発揮ってところ。 ついつい高回転で走ってしまうが、全くターボが効かず、NAエンジンで走っているようだ。
 逆に、ターボを効かせようと高いギアで走れば、モリモリっとした加速が楽しめるが、エンジンブレーキが効かないくなるのでちぐはぐな運転になってしまう。
 ターボラグは無いのだが、やはりターボセッティングに疑問を感じる

(7)内装
 まず、スポーツシート!
 これはいい。レカロじゃないけどホールド性Goodである。
 リアシートは、普通ですな。。。いいんですよ。
 メーターは、なんかハデハデしい。でも、デジタルでなくアナログであるところは〇。
 ただ、燃料計が小さくて、一瞬で見難い。
IMG_1403.JPG

 あと、カップホルダー。
IMG_1426.JPG
 缶コーヒーなら並べておけるが、最近はやりのレギュラーコーヒーのカップは隣と干渉するので、同時に置けない。


(8)結論
 先代のNAエンジンのように高回転で走らせることもできるし、ターボを効かせて大排気量車のようにも走れる。開発者は、二兎追うもの一挙両得作戦だったのかもしれないが、どうも中途半端である。
 むしろ、ターボを外して1.4LNAエンジンの「スイフトRS」として売ればよかったのでは?
 で、ターボエンジンは、アクセル開度でターボ効かせるのではなく、アルトワークスやカローラスポーツのように回転数でターボ効かすようにした方が楽しいよ。
 ということで、スイフトスポーツはエンジン特性が自分の運転に合わないので、購入ランキングから転落です(チューニングでなんとかなるのだろうか)。

ちなみにトータルの燃料消費率は15.9km/Lだった。

----------------------------------------------------------------------------
[番外]
現在のMT車購入ランキング
オープンとかスポーツカーは普段使いできないので対象外。

1位:デミオ(マツダ2)ガソリン
2位:アルトワークス
3位:スイフトスポーツ
4位:カローラ兄弟

一番良かったのはアルトワークスであるが、なにせ軽自動車、家族を乗せて走る(これがメイン)ので狭さとサスの硬さがネック。残念過ぎる。スイフトスポーツは、アルトワークスをそのまま大きくすればよかったのに。
本来1位であるはずのカローラはファイナルギア設定がおかしいので4位転落。

2020320-22


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント