アクセラとインプレッサ(2014年)

・プロローグ
しばらくの間、クルマの無い生活を続けていたのだが、諸事情により久々にクルマを持つことになった。
で、まずはクルマ選びをしなければならない。
所詮アシ車。激安の中古車でよい、と思っていた。
が、家内の「新車のセダンがイイ」の一言で中古車は却下された。
で、改めて新車を探し始めてみると、巨大化してるんだね。最近のクルマって。
マンションの車庫に入らないようなクルマばかりである。
ということで、クルマ選びの条件は
1.セダンであること
2.マンションの車庫に入ること
さらに、
3.ハイブリッドでないこと
4.自動ブレーキが付いていること
となった。
ちなみに、上記3は、バッテリー劣化を考慮してのこと。
ハイブリッドカーは、バッテリーをメインとサブの2つを積んでいる。
メインバッテリーは10万キロ補償されていても交換となると25万円くらい必要。
サブバッテリーに至っては補償されておらず、交換時期は通常のバッテリーと同様2年毎。費用は5万円くらいする。
通常の使用では経済的に見えるが、トータル的に考えるとハイブリッドカーにする価値がない。

・具体的な車種
この条件にあてはまるクルマって少ない・・・
クラウンが5ナンバーであったころを知っている者にとっては、現在のクルマの大きさは異常に感じる。
条件に合うクルマは、トヨタ、ニッサン、ホンダには無かった。
この大手3社は何をしてるんでしょう・・・
そもそも、上記条件を考慮しなくても「買いたい!」って思うクルマが一台もなかったのだ。
(クルマなんて何でもいい、って思ってたけど、実際、選定を始めてみると欲が出てくる・・・・)

条件を満たし、買いたい!って思える車は、
スバル
インプレッサ
マツダ
アクセラ
だった。

インプレッサ
ほとんど雪が降らない地域に住む者にはAWD(4WD)なんて不要だが、アイサイトは魅力だ。
そして、大きさ的に日本の道路や住宅環境を考慮した唯一のセダンではないか?
それにコスパがイイ。

アクセラ
モデルチェンジして若干大きくなったのだが、まぁ車庫には入りそうだ。
それにしても、デザインがイイ!内装もイイ!
Web上では1.5Lでもなかなか評判がいい

この時点ではインプレッサが第一希望だった。

・ディーラーへ行ってみる
近所にあるマツダへ行ってみる。
画像

ここには、アクセラスポーツ(ハッチバック)とアクセラセダン(ハイブリッド)が展示してある。
おぉ!実物もイイではないか。
家内にも好評だ。
で、試乗車であるセダンに試乗させてもらう。
条件外のハイブリッドだが、車格とフィーリングを確認しようではないか。
人生初のハイブリッド。運転の仕方が違う。
戸惑ったのはシフトレバー。
一見ATシフトに似ているが、なんか違う。
Dレンジに入れたと思ったら、ピュコっと元の位置に戻ってしまう。
あれ?何度やっても同じ。
(営業さん)「もうドライブモードに入ってますよ。モードはメーターパネル内に表示されています。」
(オレ)「え、そういうもの?」
これは完全にスイッチだね。
シフトレバーはDに固定した方がわかりやすいのだが・・・
走り始めてみると・・・
エンジンの音はしないが、意外とふつう・・・
信号で先頭になったので、フル加速を試してみる。
エイ!・・・んんん?
エンジンとモーターで加速するのだが、
普通のクルマのように、エンジンから「今加速してるぜ!」のメッセージが無いので、加速感に乏しい。
トロいわけではない、あっという間に法定速度を超えてしまう。
慣れの問題かもしれないが、どうもハイブリッドに違和感を覚える。

続いて、スバルへ。
インプレッサXVとスポーツに試乗させてもらう。
XVで高速へ。
フル加速!
ムム?
こちらもアッというまに法定速度を超えるが、
回転数だけ上がって加速が後からついてくる。
この滑り感、CVTだな~
MTやトルコンATのロックアップに慣れている見にしてみると、CVTの感覚がイマイチしっくりこない。

このXVでは、ネット上で指摘されているノイズ等は改善されている。
とても静かだ。
で、アイサイトを使った自動運転を体験。
前車にロックオン!
おぉ!
前車が加速すれば自車も加速、前車が減速すれば自車も減速。この不思議な感覚。
・・・・好きで運転するから使わないだろうな。

次にインプレッサスポーツに試乗。
こちらは町中の試乗。
乗り始めてすぐにアレ?
エンジンの音がXVよりウルサい。
営業さんは情報不足なのか何故だかわからないと言っていたが、多分世代が違う(1世代前)のでしょう。


・検討
アイサイトが搭載されたインプは2Lしかないので、スバルは2Lインプが候補。
一方、アクセラの2Lにはセダンが無い。なので、マツダは自動的に1.5Lアクセラが候補となる。

(エクステリア)
インプはフツーのセダン。でもトヨタやニッサンのようにオッサン臭くなくよろしい。
アクセラのデザインは日本離れしているが、そのうち見慣れてくる。コンピュータで設計され、エンブレムを取るとどこのクルマかわからなくなる中、あえて粘土を使ってデザインし、一見してマツダとわかる自己主張、大変よろしい。家内がマツダのデザインに1票入れたので、アクセラの勝ち。


(内装)
内装についてアクセラの家内の評価が非常に良かった。
家内によると、インプの内装は貧相すぎるらしい。個人的にはシンプルでよいと思うが・・・
家内の権限によりアクセラの勝ち。

(動力性能)
インプは、CVTのクセが気になるが、それを除けば加速、静粛性、乗り心地とも合格である。
シフトダウンする時は、CVTの方がショックがなく好ましい。
1.5Lのアクセラセダンには試乗しておらず、あの車体を1.5Lで動かすには力不足のような気もするが、加速、静粛性、乗り心地ともネット上の評判は悪くない。
動力性能の点は引き分け。

(コスパ)
設計の新しいアクセラの方が高いかなぁ、という感じ。
トータル的な価格(というか、価格と機能を考慮したコスパ)を考えると、インプが優勢。
スバルはいきなり値引きを提示してきたが、マツダはまだ値引きを提示していない。
マツダが今後どれくらい値引きを提示するかがカギになる。

デザイン的にはアクセラ優勢だが、コスパ、動力性能や安全性能まで考えるとインプも負けてはいない。
それに、ツウの間ではD型というのでしょうか、アイサイト3を搭載するインプがもうすぐ登場するし。それを見て判断が変わるかもしれない。
まぁ、この時点ではどちらにするかの決め手に欠けていた。

・想定外の刺客
 スバルがインプをマイナーチェンジするまで2週間ほどあった。
 クルマ選びが間延びしてしまうので、この機会を利用して気になっていた車にも試乗してみよう。
マツダがハイブリッドを捨てて長い間研究し続けてきたディーゼル。
社運を賭けたクリーンディーゼル。
アクセラ最上グレードだし、セダンが無いので買う気もなかったが、クリーンディーゼルってどんなもんだろう?と、オレも家内も気になっていた。近所のディーラーには試乗車としてアクセラXDはなかった。
で、マツダのwebサイトで検索すると、クルマで1時間のディーラーにあることがわかった。
さっそく電話して予約。
果たして・・・・
さて、外から確認すると、かすかにカラカラというディーゼルっぽい音はする。
でも、ちょっと古いクルマならガソリン車でもこの程度の音がしているよ。
ほら、そこ走ってるバン、ガソリンなのにカラカラいっているよ。
ということで、説明しなければ普通の人はディーゼルってこと気付かないだろう。

乗る。
内装は前回試乗したアクセラハイブリッドと同じだ。つまり内装OK。
走ってみよう。
ゆっくりクリープを使って走り始める。
ふつうだ。ディーゼルに乗っている感覚はないし、重いって感じることもない。
さて、ちょっとした直線道路でクイっとアクセルを踏んでみる。
うぉ~~~
なんだこれは~~~
地球を蹴っ飛ばすような強烈な加速~~~
でも怖くない。今までのクルマの常識を超える気持ちいい加速だ。
それでいて運転もしやすい。
バイクに乗るものとしては、この加速「頂戴いたします」


ずるいよ、マツダ君、こんな切り札持ってるなんて。

家内もこのクリーンディーゼルにご満悦。
この瞬間に、アクセラDXに決定してしまった。セダンじゃないけど。
スバル君ゴメンよ。

ただ、アクセラXDも満点ではない
アクセラXDで唯一気になるのがホイールとタイヤである。
18インチホイールに215/45という超扁平タイヤだ。
ファミリーカーなのになぜにこんなスペック?
17インチの扁平55くらいがバランスがよいのでは?
試乗した感じではゴツゴツ感や突き上げ感はなかったが、道は常に整備された道とは限らない。
段差もあれば轍もある。傷んでいたり未舗装だったり工事中の道だってある。
コンビニへ入るときや田舎道を運転する時には細心の注意が必要になりそうだ。
段差があることをわかっていればよいが、いい感じで走っていて突然段差があったらホイール逝っちゃいそう・・・
路面状況に注意をしなければならないという点がちょっと気になったところだ。

・契約日
心はアクセラXDだけど、やはり価格が価格だけに簡単に「これ頂戴!」って言えない。それに、ホイールとタイヤのスペックも気になる。

この日、ようやくアイサイト3を搭載したインプの実物がスバルディーラーに届いたということで、これを見に行く。
画像

新しいインプはちょいデザインが変わった。直線基調となり、よりシャープになった。
ウン、これはかっこよくなったな。
メーターパネルも最近のクルマっぽくなった(笑)。
試乗もした。
お?加速時のCVTの癖が抑えられているぞ。

う~ん。インプもマイナス点が全く見つからない。

一応、値引きが入った見積書をもらう(前回の値引き量と同じ)。

続いてマツダへ。
アクセラXDの見積もりを頼む。
・・・・え?
想定外の値引き額だった(インプの見積もりは見せていない)。
店長さんと直接交渉したからかもしれないけど、店長権限でびっくり値引きが提示された。
店長さんが渾身の値引きを提示したから、こちらもそれに応じなくてはいけない。
スバル君には泣いてもらうこととした。

予想外のアクセラXDを契約してしまった。

インプも勝ち目がなかったわけではなかったが、
1.多分もっと値引きがあったかもしれないが、値引き額を出し惜しみしていた。
2.アイサイト3搭載インプの登場が遅すぎた。
がスバル君の敗因だろう。


20141205









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